コテバケに塗料をつけるには、受け皿が必要です。受け皿にもサイズがいろいろありますが、コテバケの幅に合わせて選びましょう。もちろんこの場合、大は小を兼ねるので、大きい受け皿を使ってもOKです。
コテバケに塗料をつけるときは、まずコテバケの表面の余分な毛をはらいます。受け皿の凹んだ部分に入れた塗料をコテバケにつけ、受け皿の山の部分や上の端の部分で、余分な塗料をしごいておきます。
塗るとき、コテバケは柄のある方向に、一方方向に動かすのがポイントです。壁面などを上から下に塗るとき、床を塗るときなどは手前に動かすことになりますが、横に塗るときや、天井を塗るときなどは柄の方向に動かしましょう。
コテバケはパットの全面をつけて塗ってもOKですが、強く押しすぎるとたれてしまうので、軽く当てながら塗り、塗料が滅ってきたら押しつけぎみに塗るようにします。また少し長めにのぴのぴと塗り広げるように塗るのもポイントです。継ぎ目の部分などきれいに塗れていないところがあれは、柄のついているほうを少し浮かせぎみにしてなでるときれいに仕上がります。
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コテバケに塗料をつけたら、山の部分や上の端の部分で余分な塗料をしごく。 |
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コテバケは柄のほうに一方方向に動かす。 |
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壁の高いところや 天井などに塗るときは、ローラーバケと同じように継ぎ柄をネジ込んで塗ることができる。 |