監修 ■山田 芳照 DIYCITY代表 DIYアドバイザー ホームセンター達人 DIYプロダクション代表
<プロフィール> テレビ番組出演も多くDIYブームの仕掛け人として活躍している。DIYに関する出版も多数。また、イベントなどでの講師経験も豊富。2011年にDIY女子部を立ち上げた。
1.ふすまに番号を書き込む 張り替え終わったときに、元通りに入れるために、鉛筆で番号を書いてから、ふすまをはずす。
2.引き手をはずす 引き手は上下のクギのどちらかを1本抜き、引き手を引っ張ればはずれる。引き手クギ抜きという道具があると便利。ニッパーで代用してもよい。
3.ふすま紙を広げて枠の内側に印を ふすまの上にふすま紙を広げ、柄の位置や曲がっていないかを確かめたら、枠の内側にグルリと爪で軽く印をつける。
4.全体にアイロンをかける コードのあるスチームアイロンを高温にして使う。下から順に空気を追い出す要領で、中央から左へ、かけながら中央に戻り、次は右へ、中央に戻ったら、アイロンの半分ぐらい前に進んで、また左右にと、全体にアイロンをかける。
5.余分な紙を切る ふすまの枠にカッティング定規を当て、余分な紙を切る。このとき枠がはずれるふすま(本ぶすま)はカッターの刃を下に向け、枠がはずれない板ぶすまは刃を枠に向けるのがポイント。板ぶすまで下に向けて切ると、下の紙が切れてパクパクするので注意すること。
6.周囲にアイロンをかける 枠に塗装用のマスキングテープを張り、枠の内側にもう一度アイロンをかける。アイロンの先の丸みを使ってていねいに。
7.引き手部分に切り込みを入れる 引き手部分を手でさぐり、カッターで×印に切り込みを入れる。
8.引き手を取りつける 引き手をはめ込み、上下にクギを打つ。始めは金ヅチで打ち、最後はクギ締めという道具を使うと打ち込める。クギ締めのかわりに、鉄クギの頭を引き手クギの頭に当てて打ってもよい。
破れているとき
破れているところは、古いハガキなどを差し込み、元通り糊で貼り直す。下張りの茶チリ紙(下貼り紙、半紙でもよい)を穴より大きく切って、周囲だけに糊をつけて、破れの上に張る。
引き手が取れないとき
引き手のクギがつかめないときは、枠はがしという道具を、クギの部分に差し込み、金ヅチの柄などを当てて、少しこじ起こし、引き手を元に戻すと、クギ頭が出る。
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