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監修

■山田 芳照
DIYCITY代表
DIYアドバイザー
ホームセンター達人
DIYプロダクション代表

<プロフィール>

テレビ番組出演も多くDIYブームの仕掛け人として活躍している。DIYに関する出版も多数。また、イベントなどでの講師経験も豊富。2011年にDIY女子部を立ち上げた。


 欧米の台所では、なぜ絵皿が飾れるの?

 雑誌などで欧米のインテリアを見ていると、台所の壁にきれいな絵皿を飾ったり、調理器具をぶら下げて、見せる収納を提案しているのを見て、いつも不思議に思っていました。私の経験では、毎日のように拭かないと、すぐに油汚れでペタペタして、どうしようもないのに…。

 ところが、あるとき、欧米と日本では調理方法に違いがあるからだ、ということに気がつきました。欧米では油を使う料理のほとんどが、オーブン料理なので、オーブンの中の汚れについては苦労しますが、壁などに油汚れがつくことは少ないわけです。
 これに対して日本では、揚げ物、炒め物をよくします。このとき、周囲に油が飛び散るだけでなく、油の細かい粒子が発生して、熱い空気とともに舞い上がります。

 これを換気扇で、しっかり外に吸い出せば、問題ないのですが、家庭にはそれほど強い換気扇はついていません。そこで油の細かい粒子が台所全体についてしまうことになります。したがって、台所にいろいろ飾ったり、見せる収納は、ほどほどにしたほうがいいということのようです。

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