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木製チェアをアクリルカラーテープでチェック柄にリメイク
- 2025/3/19
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各ご家庭に一つや二つはある定番デザインのチェアですが、長年使っていて脚部分の塗装がはがれてきたり、クッションの生地や革が破れてしまっていないでしょうか。 見た目が悪くなってもまだまだ使えるものを捨てるのはもったいない。とはいえ、ボロボロになったチェアをお部屋に置いておきたくはありませんよね。 そんなときは、傷んでしまったチェアをDIYでリメイクすることをおすすめします。傷んだ部分を補修してペイントをするだけでもイメージは大きく変わります。 また、上手くリメイクできれば、リメイク前よりもっと愛着がわくはずです。好きな色にペイントしたり、座面にお気に入りの生地を使ったクッションを取りつけるなど、簡単な作業でも各段にオシャレなチェアに変わります。このような簡単にできる、チェアのリメイク術をご紹介します
今回は、座面部分の板を取り外してキャンバス地のアクリルカラーテープを使い、チェック状に編み込んで座面にしてみました。
発色のよい30mm幅のアクリル製のかばん用カラーテープを市松模様に編んで、チェアの座面にしてみましょう。

30㎜厚のウレタンチップスポンジを2枚用意し、ウレタンチップスポンジに座面枠の形でカットします。

1色目のテープを巻き付ける
テープがねじれて裏返らないように注意をしながらくるくると巻き付けていきましょう。この段階ではまだしっかり締めつける必要はありません。

ループ状になったアクリルカラーテープの内側スペースに、ウレタンチップスポンジをはさむように入れます。

2枚目のウレタンチップスポンジも中に入れたら、ウレタンチップスポンジが座面の中心にくるように微調整します。アクリルカラーテープを締めつけるためクランプで端を固定します。

張ったテープをクランプで仮どめしておき、枠の後端に大頭クギで打ちとめます。

これで1色目のアクリルカラーテープを座面の端までしっかり巻き付けることができました。

次に2色目のアクリルカラーテープを張っていきます。2色目のテープはイエローを使用しました。

ドライバーの先端を袋部分に差し込み、1色目のテープのすき間に通しながら裏、表、裏と順に織り込んでいきます。

チェアの表と裏、交互にテープを織り込みこの作業を繰り返します。途中でテープがねじれないよう注意してください。

すべてテープを織り込むことができたら、きれいなチェック柄になるようにドライバーですき間の微調整をします。

チェアを裏返しにして、テープの先端を少し余らせた状態でフレームの裏側に大頭クギで固定します。

たるみの調整ができたらアクリルカラーテープを使ったチェック柄の座面が完成です。

DIY技術監修、DIY講師 山田芳照
■(著)山田芳照 :座面リメイクデザイン、DIY技術監修、DIY講師