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クッション付き 座面の張り替え
- 2024/3/16
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![クッション付き 座面の張り替え、DIY技術監修、DIY講師 山田芳照](https://www.diyna.com/t/wp-content/uploads/2024/05/18-600x399.jpg)
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1700-466x700.jpg)
傷んだ座面の印象と座り心地を一新
ダイニングチェアなどのクッションつきの座面は、使っている年数とともに、張り地の汚れや色あせ、すり切れなどが目立つようになります。そのころにはクッションもへたってきます。傷みが気になるダイニングチェアは、座面を張り替えて効果的にリフレッシュしましょう。
もとと同じ素材や色でリフォームしてもよいですが、まったく異なる張り地でリメイクすると、ダイニングの雰囲気を変えることもできて一石二鳥です。
長持ちさせるために、擦れや引き裂きに強い生地を選ぶことが、リメイクを成功させるポイントです。気に入った生地を見つけて、センスよく作り変えましょう。
張り替えの場合は、取り外した座面を裏返し、ステープル抜きやマイナスドライバー、ペンチを使って針を抜いてください。
木製座板の椅子を座り心地のよいクッション座面にリメイクすることもできます。
Before
一般的にはクッションつき座面の張り替えを行うことが多いですが、硬い木製座面をクッションつきにすることも可能です。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1664-466x700.jpg)
道具
■六角レンチ(プラスドライバー) ■ハサミ ■油性ペン ■両面テープ ■金づち
![タッカー](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1670-700x466.jpg)
材料
■クッション材:チップウレタン(3cm厚)
■張り地(透けないもの、伸びないもの)
ウレタン選びで好みの座り心地に
7〜10年使用しているダイニングチェアは、クッションもへたっているので、ウレタンを交換することをおすすめします。ここでは、やや硬めでつぶれにくい3cm厚のチップウレタンのみを使用していますが、2cm厚のチップウレタンの上に、2cm厚の軟質ウレタンや低反発ウレタンを重ねると、よりソフトな座り心地になります。
![ウレタン選びで好みの座り心地に](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1668-700x466.jpg)
クッション材を加工する
1)脚や枠に固定しているネジを緩め、座面を取り外します。クッションつきの場合は、古い張り地とウレタンをはずします。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1672-700x466.jpg)
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1673-700x466.jpg)
2)ウレタンの上に座面板を置き、周囲がひと回り大きくなるように、油性ペンで型を取ります。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面の張り替え DIY技術監修、DIY講師 山田芳照](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1675-700x466.jpg)
3)線に沿って、ハサミでチップウレタンをカットします。切り口が凸凹になったところは、できるだけ整えておきましょう。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1681-700x466.jpg)
4)チップウレタンがずれるのを防ぐために、座面板の上面に両面テープを貼ります。端と真ん中は必ず貼ってください。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1683-700x466.jpg)
5)下にチップウレタンを置き、周囲のはみ出しが均等になるように、位置をあわせて座面板を貼り付けます。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1684-700x466.jpg)
6)クッション材の加工が完了しました。はみ出したウレタンは、張り地が座面板に当たって擦り切れるのを防ぎます。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1685-700x466.jpg)
張り地を張る
1)裏返しに広げた張り地の上に座面を置き、印の4か所にタッカーを使って張り地をとめます。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1688-700x466.jpg)
2)先にとめた2か所の真ん中あたり(四角い座面の場合は角)を、張り地を軽く引っ張りながら、タッカーでとめます。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面の張り替え DIY技術監修、DIY講師 山田芳照](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1692-700x466.jpg)
3)丸い座面や四角い座面の角は、ヒダを作りながらタッカーでとめます。タッカーはヒダの山の部分に打ってください。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1694-700x466.jpg)
ここがポイント
最後に、針が連なるくらいにすき間なくタッカーでとめておくと、張り地が破れにくくなります。浮いた針がないように、金づちでしっかり打ち込んでおきます。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1695-700x466.jpg)
4)タッカーでとめたところから1cm程度を残して、あまった布をハサミで切り落とします。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面の張り替え DIY技術監修、DIY講師 山田芳照](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1697-700x466.jpg)
5)必要に応じて、裏面に合わせてカットした不織布をタッカーで張ってください。座面をフレームに取り付けて完成です。
![傷んだ座面の印象と座り心地を一新、椅子の座面張り替え](https://diyhowto.jp/library/wp-content/uploads/2023/03/t-1698-700x466.jpg)
■(著)山田芳照 :クッション付き座面の張り替え、DIY技術監修、DIY講師
![](https://www.diyna.com/t/wp-content/uploads/2024/05/koza.jpg)