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シンプルで長く使える 勉強机をDIY
- 2024/5/15
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小学校入学に備えて用意する勉強机は、上質で長く使える一台を送りたいものです。無垢材を主に使い、木の質感を活かしたシンプルなデザインにするとよいでしょう。学年があがると、教科書やノート以外にもプリントや資料、文房具など、学習に必要なものは増えていきます。将来のことを考えて天板の広さや引き出しの数を決めることが大切です。
道 具
■電動ドリルドライバー ■サンダー ■ドライバービット ■ダボ切りノコギリ ■クランプ ■メジャー ■ドリルビット ■ノコギリ ■プラスドライバー ■さしがね ■木工用接着剤
材 料
■パイン集成材(18 × 600mm)
天板:長さ1000mm 1枚
■ SPF2 × 4 材(38 × 89mm)
縦枠:長さ514mm 4本
横枠:長さ560mm 4本
横補強板:長さ900mm 2本
引き出し補強板:長さ400mm 2本
■ヒノキ(15 × 90mm)
引き出し枠:長さ330mm 4枚
長さ350mm 4枚
■ツガ(12 × 92mm)
引き出し前板:長さ427mm 2枚
■スライドレール:310mm 2組(4本)
■アジャスター(M10) 4個
■アジャスターベース(M10) 4個
■取っ手 2個
■木ネジ 15mm、25mm、32mm、60mm、90mm
高さを調整できる勉強机を作る
1)幅の広い枠材にネジを打つため、径8mm のドリルビットで、横枠の両端に深さ45mm の穴を2つずつあけます。
2)横枠と縦枠を90mm の木ネジで固定します。接合面には、木工用接着剤を塗っておきます。
3)アジャスターをねじ込めるように、径10mm のドリルビットでネジ長より深く穴をあけます。
4)枠にあけた穴と位置をあわせて、25mmの木ネジでアジャスターベースを取り付けます。
5)4か所のアジャスターベースに、アジャスターをねじ込んで取り付けます。
6)左右の枠を2本の補強板でつなぎます。枠と補強板が直角になるように、さしがねで確認しながらネジどめしましょう。
ヒント
まず補強板にネジを1本打って枠に仮どめし、直角を確認してから2本目を打つと楽に調整できます。
7)天板の下に、木工用接着剤で引き出し補強板を固定します。上からダボ穴をあけて25mm の木ネジで固定します。
8)天板の左右を50mm、前を40mm はみ出させ、木ネジで枠に固定します。ダボ穴をあけておき、埋木処理をします。
9)32mm の木ネジで引き出し枠を組み立て、続いて15mm の木ネジで底板を取り付けます。
10)説明書に従ってスライドレールを取り付けます。レールは左右の高さが同じで、ともに水平になるようにします。
11)引き出しの内側から32mm の木ネジで前板を固定します。まん中に貫通穴をあけ、取っ手をネジどめして完成です。
■(著)山田芳照 :勉強机デザイン、DIY技術監修、DIY講師