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美しさをよみがえらせる 鉄扉の塗り替え
- 2023/5/9
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門扉は住まいの顔ともいえる大切な場所です。門扉には鉄製やアルミ製などがあり、さまざまな装飾で住まいの美しさを引き立ててくれます。しかし、門扉は雨風にさらされやすいため、耐久性に優れた鉄製でもメンテナンスを怠ると、塗膜がはがれたり、サビが発生してしまいます。さらに放置しておくと、腐食が進んで破損の原因にもなります。鉄部のサビが発生したときの対処法は、新品のような美しい仕上がりにできる塗り替えです。見た目だけでなく、サビを防止し、傷みを防いで長持ちさせる効果もあるのでメンテナンスをしてあげましょう。
Before
材 料
■鉄部用塗料(油性)
■サビ止め用スプレー
■サビ止め用塗料
道 具
■ディスクサンダー
■ワイヤーブラシ
■マスキングテープ
■マスカー
■軍手
■ビニール手袋
サビを落とす
1)塗装する面の汚れやゴミを落とし、十分に乾かします。目立つサビや塗膜がはがれかかった部分を、ワイヤーブラシで取り除きます。
2)ワイヤーブラシである程度取り除いたら、塗料の塗りをよくするため、ディスクサンダーを使って、鉄の表面が出るまで磨きます。
3)サビを落として鉄の地肌が見える状態です。ディスクサンダーがない場合は、サンドペーパーや台所のスチールウールなどを使って磨いてください。
4)塗装する門扉の境界部分に、マスキングテープを貼って養生をします。
5)門柱や外壁に加え、地面などに塗料が付いたら困る場所にマスカーで覆います。マスカーがない場合は、新聞紙やビニールシートで代用してください。
塗料を塗る
かけます。スプレータイプは周囲の飛散に注意しながら使います。
2)サビ止め塗料が乾燥した後、鉄部用塗料をハケで塗ります。上手に塗るコツは、高い位置から下へ塗るようにし、全体に均一になるようによく塗ります。
3)鉄格子の隙間も同じように上から下へ塗っていきます。間隔が狭い場合は、すきま用ハケなどを使って塗ります。鉄格子の下の裏もしっかり塗ります。
4)全体を塗り終えたら塗り残しがないか確認します。塗料が手に付かなくなったら、マスカーとマスキングテープをはがします。
5)塗り終えた後、しばらく乾燥させて乾いたら完了です。乾燥時間は作業する季節や使う塗料によって異なるので、事前にチェックしておきましょう
■(著)山田芳照 :鉄扉の塗り替え、DIY技術監修、DIY講師