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こちらでは、工房で役立つ道具をご紹介していきます。


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監修:山田芳照(制作協力:友野昌好)

「スライド丸ノコ」どんな道具?

材料を置くベース部と丸ノコが連結された電動工具で、空中を水平にスライドさせる事で材料を切断します。その為、材料の表面が平らでなくても、加工への影響が少なく精度の高い切断ができます。 また、スライド機能や角度切り、傾斜切断など、様々な機能を組み合わせることで、他の工具では難しい加工も簡単に実現できます。

同じ様なスタイルで、スライドしないタイプを卓上丸ノコと呼びます、切断能力と価格だけで卓上丸ノコを選んではいけませんよ。スライド丸ノコの機能や使い方を理解して、皆さんのもの作りに役立てて頂きたいと思います。

それでは、便利なサポートフェンスの作り方やスライド丸ノコならではの加工方法も合わせてご紹介して行きましょう !

・スライド丸ノコの準備


スライド丸ノコは、作業台など平らな広い場所で使用します。平らなスペースが無い場合には合板などを利用しましょう。

まず、本体を水平な場所に置き、ホルダー金具とベース面が平らになるようにアジャストボルトを調整します。専用の作業スペースが有る場合には、本体をボルト止めしておくと設定が狂わずいつもベストな状態で作業できます。

角度目盛0の状態で、ガイドフェンスとノコ刃に三角定規を当て、直角精度を確認します。狂っている場合には、フェンスの位置を調整します。(詳しくは取説をご確認下さい。) 綺麗に切断する為に、刃口板の調整ができる物は、ノコ刃との隙間が0になる様に調整しましょう。

薄い材料のバタツキや切断時のバリを防ぎ綺麗な切断ができます。ノコ刃を前後にスライドさせて片側ずつ仮締めすると調整がしやすいです。

★刃口板は、消耗品(一組300円程度)です、減ってきたら交換しましょう!

・ダウンカット


細い材料を切断する場合には、スライド軸を固定し、ハンドルの上下動だけで切断しましょう。その方が効率良く作業できます。

スライド軸を固定するには、丸ノコをフェンス側にスライドさせた状態で、シャフト根元部分に付いている固定用のつまみネジを締めるだけです。

切断手順は、まず切断する材料をガイドフェンスにしっかり密着させます。


スイッチを入れてノコ刃の回転が安定してから静かにハンドルを下げて切断します。材料を切り終わったら、その位置でスイッチを切り、ノコ刃の回転が完全に止まってからハンドルを上げます。

★切断中に途中で止めると、切断面に傷が付いたり精度が悪くなります。


・スライドカット


幅の広い材料を切断する場合には、スライド軸の固定を解除して使用します。まず、ハンドルを手前に引き、下に下げてからフェンス方向にスライドさせます。

★スライド切断の途中で力の入れる方向が変わると切断精度が悪くなります。一定の方向に力をかけましょう!

幅広材の場合には、フェンス及びベースに押しつけることを特に意識しましょう。不安定な場合には、必ず固定バイスを使用しましょう。

特に、幅の広い材料や長い材料は、付属の材料固定バイスでしっかり押さえます。キズが気になる場合にはあて木などを使用しましょう。

また、加工材料が大きい場合には、フォルダ金具や刃受け部分の脚もガタが無いようにキチンと調整しましょう!

・角度切断


ターンベースを回転させる事で、材料の角度切りが簡単正確にできます。(この機種は、左45°右57°まで回転します。)

角度調整は、ベースグリップを緩めロックレバー(青矢印)を下げることで回転させる事ができます。角度目盛を希望の角度に合わせてグリップを締めればセット完了です。

後は、希望寸法で切断するだけで、写真の様な6角形も簡単にできます。

刃とフェンスの直角を出した時、目盛が合わない場合には、針自体を調整します。


・傾斜切断


傾斜切断も容易にできるので、板材の留め接ぎも簡単です。傾斜角の調整法は、機種により違うのでここでは説明を省きます。 説明書には手順が詳しく記載されているので、しっかり確認してから使用しましょう。

また、板を反対にし切り溝を入れれば雇い実継ぎも可能です。実も、スライド丸ノコで溝の幅(ノコ幅)に切り出せばOKです。

材料に切り溝を入れる為には、ノコ刃の下限位置を設定するストッパーアーム(青矢印)を利用します。ストッパーアームをスライドさせ、希望の位置でノコ刃が止まるようにつまみネジを調整します。

また、ノコ刃の下限位置を上げると切り残しができます。その場合には、ガイドフェンスと加工材の間に歪みのない当て木(青矢印)を使用します。


・サポートフェンス

スライド丸ノコを更に便利に活用する為に、友野オリジナルサポートフェンスをご紹介します。

これは、市販の2×4材を延長フェンス兼、材料サポートとして利用する物で、2×材などの加工に大変重宝します。

また、定尺ストッパーを製作すると、希望の長さの定尺切りが簡単正確にできます。

使わない時は、脚も材料サポートもたためるので、収納や持ち運びに便利です。簡単に作れて、とても役に立つので是非お試し下さい。 作り方は、こちら

・大入れ加工


先のサポートフェンスに印を付けるだけで、簡単に大入れ加工ができます。

まず、フェンスの切り込み部、右側にカラーテープを貼ります、そして大入れする材料の端材をフェンスの切り込みが隠れるギリギリに立て、端材の反対側にカッターを当ててテープを切れば準備は完了です。

大入れの深さに、ノコ刃の下限位置を調整し(傾斜切断で説明)、加工したい部分をフェンスの切り溝に合わせの切り溝を入れていきます。そして最初に入れた切り溝が赤いテープの端まで来たら完成です。


・メンテナンス


ダストボックスに溜まった鋸屑は、マメに捨てましょう!鋸屑が溜まると吸い込みが悪くなり、作業中に舞い上がります。

また、スライド丸ノコはしゅうどう部が命です、定期的に掃除しシリコンスプレーを吹き付けて使用しましょう!

スライド丸ノコは、材料さえキチンと固定できれば、様々な形状の物を安全且つ綺麗に切断する事ができます。 安全を第一に、あなたのアイデアでご活用下さい。
 

・サポートフェンスの作り方

▼寸法や材料は参考です、ご自分に合ったサイズ・材料でお作り下さい。


反り・ねじれのない2×4材に、30cm間隔で厚さ12mm程度の合板(25mm×150mm)をビス止めしていきます。 ビスは35mm1本ずつでOKです。手前50cm程度はターンベースに載る部分なので取り付けしません。 

定尺ストッパーは、1×4材で作ります。70mm×89mm 2枚と70mm×69mm1枚を写真の様にビス止めします。各接合は、45mmのビス2本で留めています。 

片側をターンベースに載せ、材料固定バイスで固定します。2×4材に水平器を載せ水平を確認しながら、2×材の木口に脚(12mm×25mm×100mm)をビス止めします。作業テーブルが水平でない場合には、材料のラインで確認して下さい。 

先に接合した部材を、2×4材の上に載せ、木口面を数ミリ切断します。これにより木口面はフェンスに対して直角に仕上がりました。 

2×4材が、しっかりガイドフェンスに密着してる事を確認して、スライド丸ノコで切り込みを入れます、この切り込みは、基準ラインになるので、切り落とさないように気を付けましょう。また、外して再度使用する時は、ノコ刃に溝を合わせる様にしてバイス固定します。 

続いて、2×4材の上に載せて背板をビス止めします。これで、、サポートフェンスの上をスライドする定尺ストッパーの完成です。

これで、サポートフェンスは完成です。とても単純ですが2×材などの長材加工には本当に便利です。 

実際にサポートフェンスの上をスライドしてみて重いようならば、背板のビスを少し緩めます。メジャーで測った位置にラインと寸法を記入しておけば定尺切りのセッティングもスピーディーにできます。 

切り溝にメジャーを掛ければ希望の長さに印を付けられます。加工に使用した寸法をキチンと記入しておけば、何回か使用するとメジャーが無くても使用する寸法が書き込まれている便利な定規になります。但し、木材は伸縮するので使用前に長さを確認する事をお忘れ無く。

定尺ストッパーは、写真の様なクランプで固定すると脱着が簡単で便利です。

 

スライド丸ノコを購入するときのポイント

スライド丸ノコを販売しているメーカーは非常に少なく、国内ではマキタと日立くらいです。それでも、両社から数種類ずつ販売されているので、実際に購入するとなると、どれにするか迷います。

下記のスペックを自分の用途に照らしてご検討下さい。

  ▼下記は私が調べた参考値です。 実際の切断能力は商品スペックをご確認下さい。
1.切断能力 ノコ刃外径と直角切断できる厚み(当て木使用) : 165Φ→50mm  190Φ→60mm  260Φ→90mm
2.ターンベースの回転角度 ほとんどの機種は、左0〜45°、右0〜57°です。
3.ノコ刃の傾斜角度 両側に傾斜する物と片側だけしかしない物が有ります。
4.スライド機能 一段スライドのタイプと少ないスペースで作業できる2段スライドのタイプが有ります。
5.レーザーの有無 レーザー照射が付いている物は、切断ラインがハッキリわかります。
6.ブレーキ機能の有無 ほとんどの機種にスイッチを離した時ノコ刃の回転を止めるブレーキ機能が付いています。
7.電子制御の有無 電子制御付きの物は、負荷に応じて出力をコントロールするので、回転の落ち込みが少なく効率良く作業できます。   など

■週末職人講座
■山田 芳照(やまだ・よしてる)
週末職人工房主宰
ホームセンター達人
DIYプロダクション代表
DIYアドバイザー・ホームセンター達人 1953年生まれ。DIY女子部を2011年に立ち上げ、テレビ番組出演も多くDIYブームの仕掛け人として活躍している。DIYに関する出版も多数。また、イベントなどでの講師経験も豊富。

 

 

 

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