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玄関
カギの抜き差しが重くなったとき

監修

■山田 芳照
DIYCITY代表
DIYアドバイザー
ホームセンター達人
DIYプロダクション代表

<プロフィール>

テレビ番組出演も多くDIYブームの仕掛け人として活躍している。DIYに関する出版も多数。また、イベントなどでの講師経験も豊富。2011年にDIY女子部を立ち上げた。

  油などは差さないこと

 玄関のドアなどひんぱんに使うドア錠によくあることですが、カギ穴にキーを差し込んだり抜いたりするとき、引っ掛かるような感じで、スムーズにいかなくなることがあります。

 こんなとき、間違っても油や潤滑剤、シリコーンオイルなどをを差さないこと。昔の錠と違って、最近の錠前の機構は、とても複雑になっているために、カギ穴に油などを差すとホコリやゴミがついて、もっと調子が悪くなってしまいます。「CRC5−56」(呉工業)などの防鋳潤滑剤も差さないようにします。

  エンピツの芯でも直る

 カギの抜ぎ差しが重くなったのを直すには、エンピツの芯を使って直すこともできます。これはエンピツの芯に含まれている黒鉛が金属部分に付着し、自己潤滑するためです。

 紙の上で鉛筆の芯をカッターなどで削って粉にします。これをカギ穴のそばに持っていき、キーにエンピツの粉をまぶします。見た感じは粉がついていないぐらいでよく、そのままカギ穴に差し込んで、カギをかけたり開けたりします。2〜3回繰り返せば、キーはスッと入るようになります。紙を最初に2つに折っておくと、キーに粉をまぶしやすくなります。

 なおシャープペンシルの芯を適当に析って入れたりしないようにします。また最後にキーについたエンピツの芯の粉は、よく拭き取っておきましょう。

 ただ、この方法はピッキングに強いと言われるディンプルキーマグネットキーにはおすすめできません。また黒鉛は電気を通すので、電気錠に使うとエラーが出ることがあり、これもおすすめできません。一番普及しているディスクシリンダーキーならばOKですが、長持ちしないので、応急処置として使うようにします。


1.エンピツの芯を削って粉にする。   2.削った粉をカギにまぶす。   3.カギ穴に差し込んで回す。これを繰り返す。

  カギ穴専用の潤滑剤がおすすめ

 本格的に直すにはカギ穴専用の「鍵穴のクスリ」(建築の友)がおすすめです。これはアルコールに粉末のボロン(窒化ホウ素)が入っているもの。

 試しにプラスチックの板などにスプレーしてみると、始めは濡れていますが、アルコールがすぐに揮発して白い粉が残ります。手で触ってみると、片栗粉のように細かく、スベスベしています。この粉がボロンです。

 ボロンの分子は六角形の結晶が何層にも重なった形をしていて、この層に衝撃を与えると、表面が「はがれる」「移動する」「別の場所に付着する」という動きを繰り返します。このようにボロンが移動し続けることにより、すぐれた潤滑性を発揮し、ドライなのでホコリもつきません。

 したがって、付属の細いノズルをつけ、カギ穴に5秒ぐらいスプレーすると、キーはスムーズに出し入れできるようになり、効果も長持ちします。

 なおドアや引き戸以外にも、車のカギ穴や南京錠、自転車のダイヤル錠にも使うことができます。なお南京錠やダイヤル錠に使うと、表面に白いボロンの粉がつきますが、これは歯ブラシなどでこすって取ればきれいになります。

 

鍵穴のクスリの使用例 鍵穴のクスリ


  油などを差したカギ穴は

鍵穴のクスリ兇了藩冦  カギ穴に油や潤滑剤、シリコンオイルなどを差したことがある場合には、「鍵穴のクスリ」(建築の友)を使いましょう。

 こちらは、「鍵穴のクスリ」と同じ粉末のボロン、そしてアルコールの替わりに油やシリコンオイル、ホコリを分解洗浄する溶剤が使われています。これをカギ穴にスプレーすると、内部の油、シリコーンオイル、ホコリなどを分解洗浄します。そのまましばらくおくと、溶剤は揮発して粉末ボロンだけが残り、調子の悪くなったカギ穴も直ってしまいます。
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鍵穴のクスリ



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